米株式からの調整伝播
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- 2014.08.01
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昨日米株式市場は急落。
NYダウが317.06ドル安と年初来の上昇分を掃出し、S&Pも前日比2%安となり4月10日以来の大幅安。最高値を更新し続けてきた米株式がついに調整となりました。
米株価の急落に伴い原油価格も急落。こうなると貴金属からも資金が逃避し、金は1280ドルまで急落。底値を試す展開となっています。
米株式市場の崩落が伝播した感じです。急落の原因は下記のように複合的。
・一昨日のサプライズな米GDPの上振れによる早期利上げ観測が勢いを増したこと。
・アルゼンチンのテクニカルデフォルト
・米企業決算の不振
・ポルトガルの金融不安
・月末要因
幸い本日の日経平均は好調な家電業界の決算もあり、同時株安は食い止められています。
今夜はビックイベントの大トリである米雇用統計。敏感になっている市場に強い刺激が加わることがないことを祈ります。