米朝首脳会談は6月12日に決定。
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- 2018.05.11
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世界の安全保障にとって間違いなく本年度最大級のイベントである米朝首脳会談は来月12日にシンガポールで開催決定。
朝鮮半島を巡る地政学リスクがこのイベントを境に一変する可能性も高く、中長期的に見ても市場に与える影響も自ずと大きなものになるでしょうね。
昨晩発表されたアメリカ4月消費者物価指数は依然として堅調に物価上昇が続いている事を確認したものの、コアCPI等でインフレ加速にやや減退感も見られた事等が却って過度のインフレ圧力への懸念を和らげ、市場は今回の指標内容を好材料と判断し、NY株式市場はリスクオンの展開となりダウは6日続伸し終値で24700ドル台まで上伸。
イスラエルによるシリア領内へのイラン施設に対する空爆が行われる等、アメリカによるイラン核合意離脱の波紋が早速中東地政学リスクに大きな影響を与える中で地政学リスクの高まりを受け昨晩のNY原油総は72ドル台を伺うレンジまで上伸。
金属相場は為替市場でのドル安が買い材料となり昨晩は貴金属・非鉄共に概ね全般的に続伸。
GW明けの相場展開は予想通り主に地政学リスク要因でボラ高相場。
依然として潮目の転換が突発的で先読みがしにくい地合いが続きますね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
11日 22:15 ユーロ:ECBドラギ総裁発言
11日 21:30 アメリカ:4月輸入物価指数
11日 21:30 アメリカ:5月ミシガン大学消費者態度指数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)