米景気も不透明
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- 2015.10.15
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昨日発表された米小売売上高は+0.1%と市場予想+0.2%を下回り、米生産者物価指数も-0.5%と市場予想-0.2%を下回り1月以降で最大の下げとなりました。
相次ぐ米経済指数の悪化に米利上げ先送り観測はさらに高まり、市場の本命は12月から来年3月に後退。
ベージュブックでもドル高による製造業圧迫の影響が確認されるなど、米景気先行きに慎重な見方が強まっています。
ドルINDEXは94割れとなり、弱いドルを背景に貴金属は一段高。金は一時1190ドルまで上昇。イケイケの相場が続きます。
金と共に急騰を続けていたプラチナは1000ドルで停滞中。VWがディーゼルから電気自動車への転換を図るとの報道に先読みが難しい状況。この調整局面をうまくクリアできればもう一段上げ余地はありそうです。
一方で、ドル安ながらも120円付近でとどまっていた円が118円台まで上昇。為替は安定してもらうのが一番なのですが、動意付いてきそうな雰囲気もあります。