米債務上限問題と日本消費増税
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- 2013.10.01
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米債務上限協議の行方を見守る市場でしたが、ついに先程タイムオーバー。
暫定予算案の合意に至ることができず、17年振りとなる政府機関閉鎖となります。
一部の政府機関の閉鎖であり、大部分の期間は業務を継続するとのことですが、今週末の米雇用統計の発表は延期されることになりそうです。
責任の擦り付け合いのような権力闘争とみるべきか、債務上限引き上げという実質の借金積み増しに対し、米国民がきちんとした認識を持つために必要な痛みとするか悩ましいところですが、いずれにしろ影響は多岐にわたるでしょう。
本日は中国が休場という事もあり、市場の現時点での反応は限定的。リスクオフ要因なので、株価の下落と共に貴金属も初動は売られるかもしれませんが、その後の切り返しに期待しましょう。
また、本日夕方に安倍首相が消費増税の最終判断を下します。今朝発表された日銀短観も問題なく、消費増税に対する障害はありません。併せて発表されるであろう景気刺激策にも注目が集まります。
米債務上限問題によるドル安と消費増税による円安。相場はどちらに動くのでしょうか?