相場天気予報MARKET FORECAST

米債務上限協議は週末を挟み未だ具体的な決定はないものの、協議に進展はあることから楽観的な見方が大勢です。現在は6週間ではなく、2月15日までの債務上限引き上げで調整中との事。

自身に対する批判の高まりを受け、共和党も歩み寄りを見せています。

しかし、共和党内でも茶会派は依然強固な姿勢は崩しておらず、さらに債務上限問題が市場に与える影響についても軽視しすぎているきらいがあります。オバマ大統領と共和党幹部が合意に至ったとしても茶会派が議会戦術にて妨害を行い、10月17日というリミットを踏み越えてしまう可能性は否定できません。市場は途中経過で一喜一憂していますが、最終の発表まで気が抜けない状況です。17日ギリギリまで交渉は続くのではないでしょうか。

貴金属は協議を巡る報道に振り回され、一時急騰したものの結局は下落。底値を探るような展開が続いています。もしも本日に合意に至るようなら大きな下落も覚悟しなくてはなりません。今日は重要な一日となるでしょう。