米住宅指数の改善で下落
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- 2014.08.20
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昨日はウクライナ・イラクなど地政学的リスクに動きはなく、ジャクソンホールを控えた米経済指標に市場は反応しました。
昨日発表された米7月住宅着工件数は109万戸と前月比15.7%の増加となり、市場予想96万5000戸を大幅に上回る改善。また、先行指標となる住宅着工許可件数も8.1%増と市場予想を上回っています。
いまや労働市場以上に懸念されている住宅指数で改善が見られたことを好感した市場はリスクオン。貴金属は地政学的リスクのフォローもなかったことで下落。金は再び1300ドルを割り込んでいます。
すでに市場の照準はジャクソンホールに向けられており、そこに向けての思惑で相場は動いています。タカ派が勢いを増している中、イエレンFRB議長を筆頭としたハト派はいつまで踏ん張ることが出来るのでしょうか?