米中貿易戦争激化への懸念高まる
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- 2018.03.24
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トランプ大統領が決定した制裁関税措置に対し、中国が対抗(報復)策を発表。
米国から輸入するワイン・ドライフルーツ・豚肉などに最高25%の関税を上乗せする準備をしていると発表。さらに崔天凱駐米大使が米国債購入の減額などあらゆる選択肢を検討している発言。
懸念されていた貿易戦争の激化が現実となりつつあることを嫌気し、市場はリスクオフ。
米株式市場は大幅続落となり、NYダウは2日で1000ドル超下落するなど、主要3指数の週間下げ幅率は約2年ぶりの大きさとなっています。
ドルも下落したこともあり、安全資産として買われた金は大幅上昇し、終値で1346.8ドルとレンジブレイクしたような印象もありますので、来週の動きは要注意です。
また、景気連動商品である白金系は金に連れ高とならず下落。為替も104円台と円高傾向に変化なしです。