突如の急落
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- 2014.07.15
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日銀金融政策会合とイエレンFRB議長議会証言を翌日に控え、特に大きな動きもない中での急落となった貴金属。
金は1340ドルから1302.2ドルまで急落。何とか1300ドル台は死守しましたが、約1カ月かけてじりじりと上げてきた部分が一日にして剥落しました。これだけ動いたのは久しぶり、逆に言えばボラリティの低い1カ月でもあったのですが…。
ポルトガルの金融不安解消が原因とも言われますが、急落はアジア時間から始まっていることを見ると、テクニカル的なファンドの売りが原因でしょう。つみあがっていたショートカバーが一気に清算に向かいました。売り時を探していたのでしょうね。
先物主導の売りであり、ETFの残高は増加している不思議な光景。いつかくるアク抜きがまとめて入り、ここからの下落は限定的と考えますが果たしてどうなるのでしょうか?
ちなみに本日の日銀政策金融決定会合は予想通りの現状維持。年内の追加緩和も不透明になってきましたね。
今夜のイエレンFRB議長議会証言は買い戻しの材料になりえる物なのでしょうか?