突如の大幅上昇 為替に注意
- UPDATE
- 2014.11.17
- GATEGORY
- OTHER
週末の貴金属相場は大幅上昇。
金曜日発表された米経済指標は、小売売上高&ミシガン大消費者信頼感指数が改善。当然ドル高貴金属安に振れる流れですが、週末の動きとしては逆になりました。
ファンドのテクニカルな動きやインフレ期待の低下による米利上げ時期後退観測、日本情勢影響など様々な要因が考えられますが、どれも現状を説明する決定的要因にはなりえません。
不可思議な状況ながらも急落前の水準まで戻した貴金属。為替も円安に振れたままなので、国内価格は急騰しています。この動きに継続性はあるのでしょうか?
週明けから大揺れの日本。
消費増税の最終判断材料にするとされていた7-9月期GDPが-1.6%と市場予想+2.0%を大幅に下回る結果となりました。+3.0%ならば予定通り消費増税とされていましたが、目標には大きく届かず。市場では厳しい見方が大勢でしたが、ここまでの低下は予想外。
これを受け、今日明日にも消費増税延期と解散総選挙が発表される見通し。
為替の大揺れに備えましょう。