相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ
- UPDATE
- 2014.11.21
- GATEGORY
- OTHER
一昨日の時間外に公表されたFOMC議事録の余韻が残り、ややドル高だった昨日の市場。
昨日発表された米経済指標は新規失業保険申請件数・中古住宅販売件数・フィアデルフィア連銀製造業景況指数・CPIなど軒並み市場予想を上回る改善。
一段とドル高が進むべき状況にも関わらずドルはなぜか停滞。
円安は素直に反応し一時119円を付け、貴金属も欧州時間から切り返し高値水準まで上昇しています。
国内価格はもとより、ドル建て貴金属価格も下げ渋るようになってきました。11月5日あたりを底に反騰に転じています。
米景気回復は堅調であり、利上げ時期の予想も後退していない中での貴金属上昇。確かに値頃感はありましたが、ここまで急激に上昇してくるとは予想外。ファンドの動きにも変化が出始めているようです。いつのまにか潮目が変わったのでしょうか?
この格言が浮かんできます。 「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ」