現状は強い?
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- 2014.12.04
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昨日の注目は米経済指標。
まず雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計は20.8万人増と市場予想22.2万人増を下回る結果に。
そしてその後発表されたISM非製造業景況指数は59.3と市場予想57.5を上回り、過去9年間で2番目となる高水準となりました。
ISM非製造業景況指数は非常に強い数字であり、ADP雇用統計は予想を下回ったとはいえ、目安となる20万人はクリアしており問題になる数字ではなく、2つの経済指標を受け市場はリスクオン。
NY株式は過去最高値を更新し、ドルINDEXは89まで上昇。ドル高に加え、自民党優勢の報道で円は120円を試す展開となっています。
こうなると圧迫されて下落となるはずの貴金属市場でしたが、逆に上昇。やはり現状は強いとみるべきなのでしょうか?
今夜はECB理事会。追加緩和を繰り返し口にしてきたドラギ総裁でしたが、欧州は2枚舌が当たり前。まさかの展開も考えておく必要があります。