状況は改善しつつある
- UPDATE
- 2016.10.26
- GATEGORY
- OTHER
昨日の市場は、減産合意への不透明感から原油が下落し50ドル割れ。NYダウも米企業決算が不振だったことを受け軟調に推移。また、この日発表された米消費者信頼感指数も市場予想を下回ったことでドルが売られました。
このところアジア・欧州時間に上昇し、米時間に入り上昇分を吐き出すという展開が続いていた貴金属ですが、昨日は米時間も上昇を保つことに成功。貴金属は久々の急騰となり、金は1270ドル台で引け、プラチナに至っては前日比+25.8ドルの大幅高です。
貴金属は先物の売り玉が整理され、12月利上げも消化されてきており、底値が固まってきました。最近の高値を終値で維持したことは意味のある事。大統領選を控えた現段階で突き抜けるのは難しいでしょうが、状況は改善しつつあります。