激しい動きの中でも金は動じず
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- 2016.02.26
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昨日も市場は激しく動きました。
日経平均が前日のNYダウ上昇の流れを引き継ぎ堅調に推移した一方、週末にG20を控え、大きな下落はないと思われていた上海株が-6.41%の急落。G20で中国当局が資本流出入規制の強化に出るのではないかとの憶測で、人民元先行き不安も高まったことでの売りです。
欧州は上海株の下落を引きずらず落ち着いた動きになりましたが、米時間に入り発表された1月米耐久財受注が+4.9%と市場予想+2.5%を大幅に上回る改善を見せたことで市場心理もリスクオンに転換。NYダウは200ドル以上の上昇となっています。
右往左往した結果、最終的にはリスクオンで引けた形になりました。金もアップダウンがありながらもほぼ同じ値位置をキープ。為替が円安に傾いたことで国内価格は上昇しています。
激しい揺さぶりにも下げない金。ETFの残高も順調に積みあがっており、更なる上昇を窺っているようにみえます。