混迷が続くギリシャ情勢
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- 2015.04.22
- GATEGORY
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昨日も市場の注目はギリシャ情勢
資金確保の為、公的機関の現金準備を中銀に移管するという強硬措置にでたギリシャ政府でしたが、地方政府の反発は強く国内は混乱状態。
5月デフォルトが現実味を帯びてきていますが、ギリシャは新たな緊縮策を提示することなく瀬戸際戦略を展開。これを受け、ユーロ側も改革案に合意する期限を設定しないとし、ギリシャを牽制。支援を巡る交渉は進展なく、24日のユーロ圏財務相会合でも決着がつく可能性は低くそうです。
ギリシャ3年国債金利はさらに上昇し、2012年以来初めての30%台。ギリシャデフォルト懸念は高まるばかりです。
ここまでくるとさすがに安全資産として貴金属は買い戻されます。
金は1200ドルに回帰しましたが、1200ドルを挟む値動きが長期化してきています。狭い値幅での値動きが続き、パワーが蓄積されているようなイメージも受けますが果たして…。