混沌とした状況
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- 2017.05.22
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25日のOPEC総会を前に、ロシア・サウジに続き、産油国が減産合意を延長し、世界的な供給超過を解消する取り組みを続けるとの見方から原油価格が続伸し、50ドル台に復帰。混戦となっていたイラン大統領選で、穏健派現職のロウハニ氏が勝利したことも好材料です。
トランプ政権のロシアゲート疑惑が頭を押さえている中でも、原油相場の上昇や好調な米企業決算を背景にNYダウは141ドル高と上昇を見せています。ただ、ドルは相変わらず低迷したままという矛盾した状況。
貴金属はドル安継続でも株高に喰われ上げ幅は限定的です。
そして、昨日も北朝鮮はミサイルを発射。これからの交渉を北朝鮮が有利に進めるための手段との見方ですが、自国での立場が悪化しているトランプ大統領が、失地回復のために北朝鮮への武力行使というジョーカーを選択しないとは限りません。
状況は混沌としています。