波乱なきFOMC
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- 2017.03.16
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注目の3月FOMCは0.25%の利上げを決定。
焦点となっていた金利見通しはほぼ据え置きで、年3回の緩やかな利上げペースの維持を示唆しました。
年4回まで利上げペースが加速するのではないかとの懸念は杞憂に終わり、最悪のシナリオと思われたバランスシートの縮小にも言及なし。追加利上げに慎重な姿勢を改めて確認できたことで市場には安心感が広がっています。
FOMCを受けドルは急落し、貴金属は急騰。金は1200ドルから1220ドルまで約20ドルの大幅上昇。ちなみに為替も1円以上円高に振れています。
波乱なく通過したFOMCに対し、もう一つのビックイベントであるオランダ総選挙もいまのところ問題なさそうです。開票中ではありますが与党優勢の流れとの事。3月15日危機は回避できた模様です。