株高の中、貴金属は底値探り
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- 2017.10.23
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衆議院選挙は与党が3分の2を超える議席を獲得。
安倍政権の継続も確実となり、金融政策も従来からの緩和路線に変更はなさそうです。
ご祝儀相場で日経平均は15連騰。
一方、米国でもトランプ政権による税制改革期待が相場を後押しし、NYダウは青空天井で史上最高値を連日更新中。早ければ今週中にも発表される次期FRB議長人事が懸念材料ではありますが、いまの株価はマイナス材料でさえも飲み込んでしまうような勢いを感じます。
行くところまで行かいないと収まりが付きそうにない勢いが株式市場にはありますね。
貴金属は下支えされてきた地政学的リスクも一服状態の中、世界的な株高に押され底値探り。地雷のようなリスクは方々に埋まっており、いつ爆発してもおかしくはないのですが、現状いま買い進むだけの理由が見つからないというところです。
今週は26日にECB理事会が予定されています。今回の理事会で緩和縮小が発表されるとの見通しですが、欧州のサプライズには注意が必要でしょう。