来週はいよいよFOMC
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- 2018.03.12
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米朝首脳会談の可能性が高まったことで北朝鮮情勢は緊張緩和。
また、米雇用統計で非農業部門雇用者数が上振れしたものの、平均賃金が予想を下回ったことからインフレ懸念が後退。年4回への利上げペース加速懸念も後退することとなり市場は安心感からリスクオンとなっています。
北朝鮮情勢の緊張緩和で安全資産としての魅力後退となった貴金属でしたが、米雇用統計からのドル安にも助けられ上昇。景気連動商品である白金系が急騰したことに金は連れ高。
為替も円高が一服状態の為、国内貴金属相場には追い風となっています。
米雇用統計が終わり、次のビックイベントは21日のFOMC。今回のFOMCでの利上げはほぼ確実であり、注目点は今後の利上げペースへのヒント。
貴金属の動きは過去の例から見ると、利上げが決定されるFOMCまでは低調に推移し、決定後は材料出尽くし感から反転上昇に転じるのがパターン。よほどタカ派的な内容にならない限り、今回もこのパターンになると思われますが…。