来週のビックイベント待ち
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- 2013.07.26
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昨日発表された米週間新規失業保険申請件数が予想を下回る結果になったことで、緩和縮小後退というわかりやすい動機でドルが売られました。
市場では早くも来週のFOMC(7/30.31)と米雇用統計(8/2)に関心が集まっています。
そして、FOMCについて昨日WSJ紙が債券購入プログラムの現状維持となる可能性が高いと報じました。また、市場との意思疎通としてフォワードガイダンスを精緻化するか、修正するかについて議論されるとしました。簡単に言えば利上げなどのアクションに対する発動条件をはっきりさせたり、すでに示されている目標値失業率6.5%を下方修正するなどの手法を講じるかもしれないということ。つまりこれは米緩和策の長期化を意味します。
おそらくただの観測気球でしょうが、市場はこの材料にも反応し、ドルはさらに売り込まれる展開になりました。
ドル安に対し、為替は素直に反応し現在98円台。貴金属も反発しましたが、金は1350ドルを意識して伸び悩み。来週のビックイベントに対する様子見気配も強いですね。