有事への警戒感強まる
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- 2017.04.17
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欧米がイースター休暇で閑散とする中、北朝鮮情勢に世界の注目が集まっています。
一触即発の状況下で、4/15は金日成生誕祭で恒例の軍事パレードを開催。射程が9000キロを超えるとする新型ICBMミサイルを公開し国威発揚。そして4/16にはついにミサイルを発射しましたが、発射直後に爆発したことで米軍のリアクションはなし。
本当に失敗なのかは定かではありませんが、いずれにしろ北朝鮮側の瀬戸際戦略は継続中。ペンス米副大統領が訪韓し、北朝鮮問題への対応が話し合われる最中であり、これ以上の状況悪化は避けてほしいところです。
今回の北朝鮮情勢は、隣国である日本にも多大な影響が予想され、単なる地政学的リスク以上の意味を持ちます。攻撃対象となっても円は買われる対象であり、為替は108円前半。日経平均も年初来安値を更新中。
一方で、有事の金も買われ、金は1290ドル台と1300ドルまであと一歩のところまで迫っています。
北朝鮮のXデーと予想される日は5月までいくつもあり、当分警戒が消えることはなさそうです。