月末要因とビックイベントを前に動きは限定的
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- 2016.11.30
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昨日発表された第3・四半期米GDP改定値は、+3.2%と市場予想+3.0%を上回る約2年ぶりとなる大幅な伸びを記録。その他同日発表された米経済指数も軒並み良好な結果となりました。
既に確定的とみられている12月利上げがさらに確固たるものになり、さらには来年の利上げペースの加速も予想されます。ドルが一段高となってもおかしくない状況でしたが、月末要因とこれから続くビックイベントを前にして動きは限定的。
また、明日のOPECを前に、イラクとイランが事前合意を拒否したことで警戒ムードが強まっています。今回はサウジが本腰を入れて減産合意の取りまとめに動いており、一定の成果が求められるところです。もし、今回も合意見送りとなればOPECだけでなく、サウジの影響低下とみられるでしょう。当然原油価格も下落に向かいます。
貴金属は横ばい。米雇用統計と日曜日のイタリア国民投票が終わるまでは本格的な動きは出そうにありません。