月初めはPMI
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- 2015.02.03
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月初めは各地でPMI。
中国HSBS製造業PMI改定値は市場予想49.8をやや下回り49.7。指標となる50を割り込んだ事で追加緩和圧力が高まります。
ユーロ圏製造業PMI改定値は51.0と速報値と変わらず。国別ではドイツ・フランスが速報値から下方修正され、イタリア・スペインなどが上振れしたものの、特別材料視すべきものはなし。
そして米国のISM製造業景況指数は53.5と市場予想54.5を下回る結果。先日のGDPに続き経済指標が下振れたことで利上げ時期後退観測が再び高まりを見せることになります。
NYダウは原油価格が50ドル付近まで回復したことを受け196ドル上昇。
貴金属は下落基調から持ち直しほぼ前日と同じ水準。
国内価格を左右する為替は、日銀追加緩和が暫くなく、他国は追加緩和ラッシュという状況下で117円台に落ち着いています。
金は一時の上昇から一旦底固めの局面。中国・インドの実需買いは鈍くなっていますが、金ETFは増加傾向。リースレートも上向きに変わっており、米雇用統計の結果次第で上値追いの可能性も大です。