明日から7月 恒例のイベントウィーク
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- 2014.06.30
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本日で6月終了。
明日から7月が始まり、恒例のビックイベントウィークとなります。
1日は米ISM景気指数。
2日はADP米雇用統計。
3日は先月マイナス金利を発表したECB理事会。今月はさすがに何もないでしょうが、さらなる追加緩和も匂わせていただけに油断できません。
そして、いつもなら4日(金)が米雇用統計となるのですが、今月は7/4が独立記念日と重なる為、3日に繰り上げての発表となります。
今回の米雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数21万7000人増。20万人を越えれば問題なしでしょう。
また、各種イベントに加え、地政学リスクも注視が必要な状況です。
特に原油が絡むイラク情勢は商品相場に対する影響が大。週末にイラクとシリアで勢力を拡大している過激派組織がイスラム国家を樹立すると宣言。同じスンニ派でもいろいろあり、ISILとは別組織のようですが、混乱が深まるのは必至。
原油施設を手に入れたクルド人勢力が目指すのも独立です。
防戦一方の政府は、煮え切らない米国に背を向けるように、ロシアの支援を受け入れ。ロシアから戦闘機と軍事顧問がイラクに渡りました。
ここでもオバマ米大統領はレームダックをさらすことになるのでしょうか?
貴金属は1週間ほぼ張り付いたような値動き。金・銀は高値維持。
南アフリカの労使交渉で右往左往していた白金系は、スト終結という下落材料が出尽くした後に残るのは供給不足という現実ということで反転上昇。
今週の結果次第で動きは大きく変わります。