明けましておめでとうございます
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- 2016.01.04
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明けましておめでとうございます。
新年の市場は、年末のNYダウ下落の流れを引き継ぎリスクオフスタートです。
2015年のNYダウは年間で2.2%の下落と7年ぶりのマイナスでした。ついに利上げへと舵を切った米国ですが、ここからは利上げペースが焦点となります。FOMCメンバーが示す年4回の利上げを予定通りこなすだけの力が米経済にあるのか?
そして米利上げを受けた中国をはじめとする新興国は通貨安を凌ぐことができるのでしょうか?
難民とテロというリンクする問題を抱える欧州も悩ましい状況であり、原油安で足元がさらに不安定になっている中東と世界中で課題が山積。
日本もアベノミクスの効果切れで今年は正念場。消費増税での定率減税を巡って右往左往しましたが、そもそも増税自体の可否を問う必要が出てくるものと思われます。決して「東京五輪までは大丈夫」といえる状況ではありません。
今年も激しく動く相場になると予想されますが、2016年は商品相場にとって新たなスーパーサイクルの始まりになれば良いですね。