早くも地政学的リスクは一服
- UPDATE
- 2015.11.26
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トルコ軍によるロシア機撃墜による地政学的リスクの高まりからのリスク回避は早くも一服。
ロシアは厳しい姿勢を保っていますが、ロシア・トルコ共に事態を深刻化させるメリットがないことを市場は看破。一触即発のリスクはあるものの、材料としては陳腐化しています。
それにしても地政学的リスクの持続性が低くなってきましたね。
昨日は米国が祝日前という事もありポジション整理が先行。さらにECBの緩和拡大観測が加わったことでユーロが下落しドル高。貴金属は再び売りにさらされる展開となりました。
既に商品は全般的に産出コストを割り込んでおり、長期的に現在の値位置を継続することは難しいといわれています。価格的には買いの水準であるのですが、まだ底はありそう。ナイフがテーブルに刺さるまで自重するのが固いでしょう。