相場天気予報MARKET FORECAST

昨日の相場はスペイン地方選挙の結果を受けて、過度なリスク回避が緩和。やや値を戻しました。

そして、貴金属建値より大きく動いたのは為替。一時80円台に到達するまで円安が進み、貴金属国内価格を押し上げました。

原因はあの日銀が大規模な追加緩和を計画しているとの話から。

政府が日銀に対し、資産買い入れ基金を20兆円増額し、100兆円規模に拡大する追加金融政策を求めていたとのこと。来週30日に金融政策決定会合が開かれ、そこで検討されるらしいですが、どこまで現実化されるかは不明。ここまできて０回答はありえませんが、政府提案をそのまま白川日銀が飲むとも思えません。落としどころはどこでしょう？

本日から米国ではFOMC。前回QE3を発表しており、新たな措置は取られない見通しですが、バーナンキFRB議長の発言には注意が必要です。