日米金融イベントを前に神経質な市場
- UPDATE
- 2016.07.27
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本日のFOMC声明を前に市場は神経質な動きとなっています。
ここ最近の米年内利上げ見送り期待と、金曜日に開催される日銀金融政策決定会合での追加緩和期待で極端なリスクオンに振れていた部分がポジション調整。
リスクオン修正で貴金属は安値から切り返しましたが、107円まで一直線に円安に動いていた為替は、一時104.1円まで急騰しています。
円については、日銀の追加緩和期待後退となっていましたが、今朝の日経新聞では日銀内に追加緩和論浮上との記事が掲載されています。政府との連協を重視し、市場の期待に沿うような内容の緩和策を検討しているとの事。仮に今回の会合で日銀が追加緩和を見送れば株安・円高の大混乱は必至の状況。黒田日銀は非常に難しい判断を迫られます。