方向性なし
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- 2014.02.28
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注目のイエレンFRB議長議会証言。
まとめると、緩和縮小ペースを変更するためには大きな見通しの変化が必要である。現状弱い経済指数が続いているが、原因は悪天候の為であり基本姿勢に変化なし。予定通りいけば金融緩和は今秋に終了。その先の利上げは失業率が6.5%をかなり下回ってからで、当面緩和は継続。経済が正常化するにはまだ数年かかる。
相変わらずのハト派的表現ですが、今回の議会証言で緩和終了時期は秋との見通しを示しました。景気については減速傾向を認めながらも、悪天候というエクスキューズが今回も働いており、はっきりとしません。
議会証言を受けて、市場も判断に困ったような動きを見せ、方向性はありません。
急落しても不思議ではありませんでしたが、ウクライナ情勢が緊迫した状況下での売りは限定的。それでも月末要因がある分、やや軟調でしょうか?
貴金属は例年通りの2月高となりました。3月もこの勢いを継続できるのでしょうか?