方向性が定まらない市場
- UPDATE
- 2015.04.08
- GATEGORY
- OTHER
特に材料がない中、週末の米雇用統計の再評価。
6月利上げ開始観測は大きく後退したものの、雇用統計の悪化は一時的なもので、利上げに向かう米金融政策の大きな流れ自体を変えるものでないとの見方が強まりました。
これを受けたドルは急激な巻き戻しを見せ、ドルINDEXは98付近まで急騰。
ドル高に圧迫された貴金属は下落し、金は1210ドル割れと雇用統計前の水準に戻っています。但し、為替も円安に振れ120円台まで来ているため、国内価格は上昇。
なかなか整合性の取れない相場となっています。
NYダウも弱い結果が予想される米企業決算を控えてさえない動き。
方向性が定まらない不安定な市場です。