新年最初のサプライズ
- UPDATE
- 2014.01.13
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2014年最初のビックイベントである1月米雇用統計はいきなりのサプライズとなりました。
非農業部門雇用者数は前月比7万4000人増と市場予想19万6000人増を大幅に下回る結果。また、失業率は6.7%に改善したものの、これは労働参加率の低下による悪い傾向。
先週発表されたADP雇用統計での強い改善から、今回の雇用統計に対する期待が高まっていただけにサプライズ感は大きなものとなりました。
しかし、今回の雇用統計のサプライズな結果は、季節要因(天候不順)による影響が大きく、一時的な数字のブレという見方が今のところ一般的であり、着実な米経済の回復傾向は続くとの考えが優勢のようです。この考えを裏付けるように、金価格は急騰したものの、1250ドルで頭打ち。この天井を抜けられるほどのインパクトはなかったという事になるのでしょうか?
週末を挟んだ今夜の米市場の動きが気になります。