新年早々 大荒れ相場
- UPDATE
- 2016.01.05
- GATEGORY
- OTHER
年始から大荒れの市場となりました。
まずは中国。昨日発表された12月財新中国製造業PMIが48.2と10カ月連続となる50割れとなったことから中国株が急落。7%の下落となったと事で奇しくもこの日から導入されていたサーキットブレーカーが初日から発動し取引停止の事態となりました。
また、ゴタゴタが続いている中東ではサウジアラビアがイランとの国交を断絶。バーレーンやUAEもサウジに同調する動きとなっており、混乱の拡大が必至の状況。これはISを利することになるだけではなく、不安定な原油市場がさらに複雑化することになります。
中国・中東の混乱からリスクオフの動きが加速し、新年早々世界的な株安。
日経平均は582円安と大幅下落。NYダウも400ドル以上下げて17000ドル割れ。
貴金属は安全資産として金が上昇しましたが、景気連動商品である白金系は大幅下落。
為替も大きく動き円は一時118円まで円高に動いています。
正月ボケも吹き飛ぶような新年の動きですね。