改めて6月利上げを意識
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- 2017.06.02
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昨日発表された米経済指標が予想を上回る改善となったとことでリスクオン相場となりました。
まず、ADP米雇用統計は民間雇用者数が25万3000人増と市場予想18万人増を大幅に上回り、さらにその後発表されたISM製造業景況感指数も54.9と上振れ。
週末の米雇用統計への期待も高まり、改めて6月利上げを意識されることとなりました。
米景気回復への期待感からドルが上昇し、NYダウも135ドル高で3か月ぶりとなる最高値更新。
一方で貴金属は当然の如く下落していますが、下落幅は限定的。
トランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に発表したことで米国離れが進むとの懸念と、ロシアゲート疑惑に絡んだコミー前FBI長官議会証言が6/8に決定したことへの警戒感が貴金属の底支えとなっています。
依然見通しの悪い市場環境ですね。