改めて週末相場
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- 2018.01.15
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週末はECB理事会議事録でのタカ派的内容に加え、懸念材料だったドイツで連立政権成立に向けた協議が進展との報道からユーロは一段高。
低迷するインフレ率を理由に米利上げペースが遅れるとの見方もあり、ドルは大幅下落となっています。
ただ、米国経済は税制改革による法人税引き下げ効果や、インフラ投資への期待感から好調を維持。ドルが急落してもNYダウは200ドル以上の急騰となり史上最高値更新しています。
一方で貴金属はリスク選好が高い市場環境でも続伸を続け、金は1330ドル台まで上昇。
2018年に入り、米金融政策だけでなく日欧の出口戦略への転換が強く意識される展開となり、改めてポジション調整が行われているようなイメージです。