揉み合いが続く
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- 2013.09.12
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材料がない中、シリアリスクの後退でリスクオン相場。
NY株式は続伸し、ダウ平均は1カ月振りの高値となる1万519ドル。緩和縮小観測が重しになっている貴金属とは対照的に上値を追っています。
昨日はダウ30種平均の銘柄入れ替えが発表され、非鉄大手アルコアも除外対象となりました。昨今の資源価格の低迷を象徴するかのようなアルコアの除外ですね。
9月緩和縮小への過度の期待が一服し、ドルは下落しましたが、プラス材料にも貴金属の反応は限定的。ただ、シリア情勢での上乗せ部分を吐き出した金は、現状1350ドルが底値抵抗線となっており、ここからの大きな下げも考えにくいところ。FOMCまでは大きなイベントもなく、揉み合いが続きそうです。