急落相場
- UPDATE
- 2013.01.04
- GATEGORY
- OTHER
財政の崖回避で急騰していた貴金属相場に早くも冷や水がかけられ急落。
昨日米国で発表されたADP雇用統計が21万人増と事前予想を大幅に上回る改善となりました。本日の雇用統計も併せて強い結果になるとの思惑が広がり、追加緩和期待の後退から貴金属は売られることとなりました。
また、同日公開された12月FOMC議事録で、FRB内部で資産買い入れに対する懸念が強まっていることが判明したことも追い打ちを掛けました。
金は1650ドルを割り込むところまで売られ、年始からの上昇分を吐き出しています。ドル高に対し素直に円安に動いていることで下落はやや和らげられていますが…。
しかし、このまますんなりと雇用・景気回復となるとは思えません。まだまだ問題はあちこちに燻り続けています。
今年も上下動の激しい相場となることは間違いありません。