強気相場継続
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- 2014.02.21
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昨日はHSBC2月中国PMIが発表され、48.3と1月改定値49.5から低下し、7か月ぶりの低水準。中国経済の減速傾向が高まっています。理財商材デフォルト懸念も踏まえ、中国の動向には注意が必要です。
先月ほどのインパクトはないものの、中国PMI低下で市場はリスクオフ。しかし、米時間に発表されたマークイットPMIが予想を上回ったことを手掛かりに市場は反発。結果的に株・貴金属とも上昇しました。
しかし、今まで重要視されたことがなかった「マークイットPMI」でこれだけ反応するのは違和感があります。これは連銀総裁然り、昨今の米経済指数の低下はすべて悪天候のせいであるという捉え方への変化があるようです。つまり悪天候により一時的に景気は低迷しているだけで、本質的には回復基調であるという事のようです。楽観的すぎるような気もしますが…。
金は上下しながらも1300ドル台はキープ。突き抜ける感じではありませんが、しっかりと1300ドル台で足場を固めている状況。このところはアジア時間で下げて、米時間に戻すという展開が続いています。
USBも金価格見通しを引き上げており、まだ暫くは強気相場です。