強弱材料でも強気継続
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- 2015.10.16
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この日発表された米新規失業保険申請件数は25万5000件と市場予想27万件を下回る改善。9月米CPIは-0.2%と予想通りさえない数字でしたが、コアCPIは0.2%上昇し、前年同月比では+1.9%となる大幅上昇。前日の低調な米経済指数から一転して米景気回復を期待させる結果となりました。
しかし、その後発表されたNY・フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想を下回る低調な結果。
また、ダドリーNY連銀総裁が米経済の緩やかな回復が続けば年内利上げもあり得るとしたものの、最近の指数は米経済の鈍化を示唆していると発言。
強弱材料がある中、市場の利上げ年越し観測の高まりは継続。
貴金属は一旦急落後にすぐ値を切り返し、終わってみれば上昇。金は200日移動平均線を久々に越えてきています。
ドル高に振れてもしっかりとした値動きですね。