強い円安の流れ
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- 2013.01.10
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安部首相が白川日銀総裁に2%の物価目標を設定するように求めたことが伝わり、為替は再び88円台まで円安に振れています。
急激な円安に対し、一時86円台まで調整が進みましたが、依然円安の流れが強い状態。90円をとって始めて達成感からの大きな調整が入るのではないかとのこと。逆に言えば90円を取るまでは調整も限定的ということ。強気です。
貴金属は量的緩和の早期終了観測から警戒感が強く、狭いレンジでの動き。
金は1650ドル前後が居心地がいいようです。そこから下がれば実需買いが待ち構えています。
弱いドル建て貴金属でイケイケなのがプラチナ。景気回復シナリオが金にとっての圧迫要素なのとは逆に、プラチナにとっては上げ材料になります。さらに南アフリカ鉱山の労使交渉や電力問題も加わり急騰しています。1600ドルまできましたが、金との価格逆転へ向け一直進です。