引き続き英EU離脱懸念
- UPDATE
- 2016.06.15
- GATEGORY
- OTHER
引き続き英EU離脱懸念が市場を覆っています。
徐々に英EU離脱の可能性が高まっているとの報道が増えてきました。市場の動揺に対し、仮に離脱が決定した場合はECBとイングランド銀行が連携して金融市場への流動性支援を打ち出すとのリーク。ECBを中心に機動的な金融緩和を行ったとしても英EU離脱のダメージを打ち消すことは出来ないでしょう。ユーロ・ポンド売りは続きます。
一方、米国では昨日からFOMCが開催されていますが、6月利上げ見送りが既成事実化していることもありほとんど材料視されていません。7月利上げの可能性は残っていますが、それは英EU残留が決まり、来月の雇用統計がそれなりの改善となった場合に可能な選択肢。現状はあまりに不透明です。
リスク回避からNYダウは続落。金は相変わらず安全資産として買われていますが、白金系は世界経済への不安感から下落しています。
本日のイエレンFRB議長の発言に注目です。