引き続き米中貿易摩擦懸念、ドル高が金属相場のリスクオフ要因に。
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- 2018.06.29
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月末、期末を控えNY株式市場は主要3指数がそろって上昇。
米国株式市場が上昇したことを好感し、東京株式市場は反発してスタート。
依然として米中貿易摩擦への警戒感が根強く、上値は限定的とみられている。
LME相場は、総じてネガティブ領域で引け、錫・銅はリスクオフの流れ継続。
その中で亜鉛は下げ相場を象徴してきたが、前場から回復をみせ、0.7%上昇。
直物3か月のスプレッド逆鞘が緩和したこと、オンワラント在庫が6%減少したこと、
中国精錬業者が最近の価格下落と処理費の安さを踏まえて10%減産を計
画していることが伝わったことなどが好材料となった。
NY貴金属市場の金は外為市場でのドル高、ユーロ安継続を受け下落。
ドルが対ユーロで強含みで推移していることが引き続き圧迫要因となり、引き続き苦戦している。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
29日 18:00 ユーロ:6月消費者物価指数
29日 22:45 アメリカ:5月個人消費支出
29日 23:00 アメリカ:6月ミシガン大学消費者態度指数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)