引き続きリスク回避も6/8を意識する展開
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- 2017.06.06
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昨日サウジをはじめとした中東の5カ国がカタールとの断交を発表。
週末の米雇用統計のネガティブサプライズの余波が残る市場では、昨日の急激な動きに対する調整が入るかと思われましたが、中東での地政学的リスクや米経済指標の低迷を受けて引き続きリスク回避の動きが先行しています。
ドルが上げ渋ったことで貴金属は続伸しましたが、非鉄は中東情勢悪化でも原油が下落し、さらに中国の景気減速感も意識され全般に軟調な値動き。
6/8(木)に欧州で英総選挙・ECB理事会、米国でもコミー前FBI長官議会証言というビックイベントが控えている事も市場心理を圧迫しています。6/8のイベントを通過するまでは動きにくい展開です。