底抜け
- UPDATE
- 2014.09.03
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相場が動いてきました。
昨日発表された8月米ISM製造業景気指数は59.0と市場予想56.8を上回り、2011年3月以来の高水準。米早期利上げ観測がさらに強まったのに加え、明日のECB理事会での追加緩和が見込まれていることもあり一段とドル高進行。
ここまで連動性が薄かった米長期金利も昨日は反応し上昇。こうなると踏ん張ってきた貴金属相場も耐え切れません。ウクライナ情勢も新たな材料がなかったことでフォロー材料とならず、貴金属は底抜け。金は1260ドル台まで急落することとなりました。
国内価格については為替が105円台まで円安に進んでいることに助けられていますが、まだ下落途中の印象。
米雇用統計が終わるまでは底が見えません。