底値探りは続く
- UPDATE
- 2015.07.22
- GATEGORY
- OTHER
前日の急落に対しての買戻しが入った貴金属ですが、反発は限定的。依然底値探りの状況となっています。
金は何とか1100ドル台に戻すのが精一杯。強い抵抗線を抜けたことで1000ドル割れも意識される展開となっています。
今回の下落は中国市場でまとまった売りが出たことも要因になったといわれています。中国株の暴落で資金確保のために貴金属が投げ売りにあったことも事実であり、今回は中国勢の買いは期待薄です。
ただ、もっと大きく下げてあく抜きしたほうが回復は早まるでしょう。
早期米利上げ観測の高まりに貴金属は大きなダメージを受けていますが、その他の市場は落ち着いた値動き。ただ、こうした材料に最も早く反応するのも貴金属の特性。いずれ他の市場に混乱が伝播していく可能性が高いでしょう。それは株式市場も例外ではありません。
今年の夏は早めの夏休みを決め込んだほうが無難ですね。