底値探り
- UPDATE
- 2013.09.25
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米債務上限交渉など他の要因も浮上してきていますが、市場の関心は依然緩和縮小問題。
貴金属はGSやJPモルガンの金価格見通しの引き下げなどもあり、軟調な動きが続いています。
昨日金は1305ドルまで下落し、底値を探る展開。1300ドルを割り込むことになれば売りが売りを呼ぶことになっても不思議ではありません。ここで踏ん張ることができるのでしょうか?10月緩和縮小観測が燻っている以上、ここからの切り返しも限定的であると思われます。
予想外の9月の緩和縮小見送りから各連銀総裁が好き勝手な発言を繰り返し、市場はFRBに対しての不信感を募らせている中、ダメ押しのようにFOMC声明発表時に不審な取引があったことが表面化。情報漏えいが疑われる状況であり、市場との信頼関係がさらに悪化することになります。混乱収束に向け、早急に次期FRB議長を選定したほうが良さそうですね。