底値を探る展開
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- 2013.04.18
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暴落の余波が残る貴金属市場。金は火曜日につけた1325ドルが底値と思いたいのですが、まだまだ安心はできません。取りあえず大きな下落に対しての自律的反発が入りましたがそれも限定的。せめて下落の半値戻しである1450ドルあたりまで行かないと安心できません。
本日は中国市場が開くとともに再び大きな下げとなっています。そう簡単に暴落のダメージが消えるはずもなく、暫くは上下に不安定な値動きを見せ、底値を試す展開となるでしょう。
ファンドの先物市場で売り崩された貴金属。現物派にとっては格好の買い場。世界各国で金の供給が追い付かない状況となっています。日本でも同じく買いが殺到し、インゴットの生産が追い付いていません。最近の週刊誌ではアベノミクスにより為替がさらに大きく円安に動き、インフレを煽るような記事が目につきます。資産保全として貴金属が再注目されてきているタイミングでもあったのでしょうね。
イベントとしては本日からG20が開催。アベノミクスへの大きな批判がなければ、もう一段の円安へと動きそうです。ついに100円到達なるか?