年度末3月スタート
- UPDATE
- 2016.03.01
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G20で目立った動きを見せなかった中国でしたが、引け後に預金準備率の0.5%引き下げを発表。昨日の上海株は-2.9%安と2014年11月以来の水準まで下落していたこともあり、3/5の全人代前に景気重視をアピールする必要があったものと考えられます。
そして欧州ではユーロ圏CPIが-0.2%と5カ月ぶりのマイナスとなったことで、3月ECBでの追加緩和期待がさらに高まることとなっています。
利益確定の動きに加え、G20への失望も改めて意識されNYダウは下落。
不安定な動きが続く株に加え、欧中の追加緩和・期待から貴金属は急騰。金は1230ドルに復帰。現状この辺りの値位置が落ち着くところなのでしょう。また昨日は金だけでなく、その他貴金属も急騰していますが、114円までいった円安も一服し112円台にもどっているので国内価格の動きは相殺。
3月に入りましたが、今月は全人代にFOMCにECB、日本も日銀金融政策決定会合が予定されるイベント盛りだくさん。サプライズの予感が濃厚に漂っています。