市場全体が頭の重い一日
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- 2017.04.20
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昨日は市場全体が頭の重い一日となりました。
前日の揺れ戻しからドルが反発し、長期金利も上昇。また、このところ好調だった原油価格が供給過剰懸念から大幅続落。米企業決算の不調もありNYダウは連日の大幅下落となっています。
北朝鮮・シリアを巡る緊張は継続していますが、地政学的リスクは持続性が弱く、現状維持ならば市場への影響も低下します。
上昇していた貴金属は地政学的リスクの影響力低下を受け下落。金は1280ドル付近まで押し戻されています。ただ、地政学的リスクが解消されたわけではなく、さらに今週末にはフランス大統領選が控えているという不安定な状況では、これ以上の売りも考えにくいところ。この辺りが待機場所なのでしょう。