市場の関心は早くもジャクソンホールへ
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- 2017.08.22
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昨日の材料としては、米韓合同軍事演習が開始されたくらいで特に目立ったものはなし。
市場の関心はすでに24~26日のジャクソンホールへ向かっています。
今回のジャクソンホールにはドラギECB総裁も参加しますが、すでに金融政策には言及しないと発表しています。しかし、出口戦略への転換を目前に控えていると考えられているECBですので、ドラギ総裁の発言に対して市場は過敏に反応しそうです。
一方、イエレンFRB議長は9月FOMCでのバランスシート縮小決定を前提とするならば、このタイミングで下地作りを行ってくる可能性あり。市場としては影響がない範囲での縮小規模になるとのアナウンスがあるため、バランスシート縮小だけでは大きなショックはないと思われます。さすがに現状で年内追加利上げを匂わせることはないと思いますが…。
全体的にはジャクソンホールを睨んだポジション整理の動き。週末に大きく下げていたNYダウは小幅反発。
北朝鮮情勢やトランプリスク、米債務上限問題も絡んでややリスク回避になっていることもあり、貴金属は上昇。一方で為替が109円を割れてきているのは懸念材料です。