巻き戻し相場
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- 2018.02.23
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前日のFOMC議事録を受けた長期金利上昇からのリスクオフは一服し、巻き戻しを見せる相場状況となっています。
昨日発表された米新規失業保険申請件数は予想以上の減少となるなど、相変わらずの米経済の堅調さが確認されました。また、欧州ではECB理事会議事録要旨が公表され、インフレ率が目標水準に上昇するとの確信が強まっているとしても、政策正常化の伝達スタンスを変更するのは時期尚早との考えが示されていました。
結果として米長期金利の上昇は一服し、ドルは下落。ECB議事録からの影響でユーロは対ドルで上昇の動きとなっています。
貴金属も反発に転じ、金は1330ドル台に復帰していますが、自律反発の域を出ていない印象で、まだ弱い地合いが続きそうです。