局面転換
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- 2016.05.10
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ドル安・貴金属急騰から一転してのドル高・貴金属急落。
弱い米雇用統計を受けての米利上げ観測の後退からイケイケ相場となっていましたが、一夜明けダドリーNY連銀総裁の年2回利上げ発言や麻生財務相の為替介入発言でドルが急反発。さらに中国貿易収支が悪化したことが売りに拍車をかけ、商品相場は総崩れとなりました。
金はGW中の上昇をすべて吐き出し1260ドルまで急落。先日の1300ドルタッチによる達成感からの利益確定売りも出やすい状況でした。このところ相場をリードしていたプラチナ・銀も大幅下落。
大きなイベントを通過し、ここから改めて市場の流れが作られるタイミングです。貴金属は続落だけは避けたい局面です。